良い商品、良いサービス、素晴らしい技術があれば
「お客様は絶対に支持してくれる!」
この信念だけを心の支えに運営してたぼくの事業は
そろそろ暗礁に乗り上げようとしてました。
これまでの活動には全く成果がなく、
新たにPRする広告費も
もうありません、、、
どうすれば商品の良さが伝わるのか
全く分からなくなり、
「もうダメかもしれない・・・」
と考え始めてました。
そんな頃たまたま、
起業家向けのあるレポートを読んでいて、
「あ”ぁぁぁぁぁ~~~~~」
っと、叫んでしまいました、、、
『電動ドリルを探してる人が欲しいのは、
電動ドリルじゃありません。
分かりますね?』
『その人が欲しいもは、穴です。』
ぼくはそれまでずーーーーーっと、
シャンプーの安全性を証明する試験DATAと
洗浄能力の高さを証明すれば
CDCの良さは認めてもらえるはずだと思っていました。
そう、
ぼくはドリルの説明をしてただけで
CDCを使うことで手に入るメリット、
つまり、穴については
何も説明してなかったと気づいたんです・・・
「超安全でよく落ちるシャンプーはいかがですか?」
なんていうPRはたくさんしていましたが、
よそのメーカーも同じことをPRしてますから
何も言ってないのと同じです。
ぼくの広告を見ても
お客様は何も感じなかったはずです。
ぼくが話さなくてはいけなかったのは、
「ひどいニオイを解決できます」
「耳の中まで洗えて外耳炎の直りが早いです」
「ペットとトリマーの負担が激減します」
というCDCだけが提供できるメリット、
それが穴だとようやく気づきました。
マーケティングは、
そこに気づくところから始まります。
「マーケティング」 とは?
3つの努力です。
①自分がここで何を提供しているのか、
できるだけたくさんの人に知ってもらう。
②まず1回、自分の商品やサービスを買ってもらう。
③努力をして繰り返し買ってもらう。
それだけです。
自分の商品・サービスを知ってもらうには、
チラシ、HP、Web広告、Facebook、ブログなど
たくさんの媒体が利用できますが
そこで表現する内容が相手の 穴でなければ、
ぼくのように撃沈しそうになるかもしれません。
ちなみに、
A級ライセンスやドッグショーの実績、
炭酸泉、マイクロバブル、泥パックなどは
穴の1部にすぎません。
優秀な職人やメーカーのPRが成功しにくいのは
顧客が望んでいる穴より、
腕の良さや商品の優秀さを強調しがちだからです。
(事実、製造メーカーは自社で広告を作成するべきではないといわれています)
次回は、
あなたの提供したいものがほんとに「穴」なのか?
それを知るための 「3M」 についてお話します。
P.S
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